医院名:ワールドシティ益子クリニック 
住所:〒108-0075 東京都港区港南4-6-7
ワールドシティタワーズキャピタルタワー3階
 電話番号:03-5783-0331

大腸カメラ検査

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大腸カメラ検査(大腸内視鏡検査)

大腸カメラ検査(大腸内視鏡検査)大腸カメラ(大腸内視鏡検査)は、下部消化管内視鏡検査と呼ばれており、直腸から盲腸までの大腸粘膜を直接観察できます。また、検査中に疑わしい粘膜病変を採取することで生検による確定診断が可能です。早期大腸がんや前がん病変の大腸ポリープを検査中に切除することで大腸がんの治療や予防にもつながります。ポリープ切除は日帰り手術となりますので、検査後はその日のうちにご帰宅が可能です。ポリープの形状や大きさによっては、専門医療機関等に紹介することもあります。

大腸がんと大腸カメラ

大腸がんと大腸カメラ大腸がんは近年、患者数が増えており、日本人のがんによる死亡原因として大腸がんは上位にあります。ただし、大腸がんは早期に発見して適切な治療を受ければ完治が可能ですし、前がん病変の大腸ポリープを切除することで予防も可能ながんです。早期大腸がんや大腸ポリープは内視鏡検査以外では発見が難しいため、大腸内視鏡検査が普及して定期的に検査を受ける方が増えれば、大腸がんによって亡くなる方は減ると考えられています。
当院では楽に受けられる精度の高い内視鏡検査を積極的に行っています。これによって地域の方の健康寿命を延ばし、患者様ご本人とご家族の生活を守るために貢献したいと考えております。内視鏡の専門医・指導医が最新の内視鏡システムを用いて、精緻でお体への負担が少ない検査を行っています。安心していらしてください。

当院の大腸カメラの特徴

特徴1、内視鏡専門医・指導医による安全な大腸カメラ検査

内視鏡専門医・指導医による安全な大腸カメラ検査当院では内視鏡の専門医・指導医が、豊富な検査件数と経験による高い技術で丁寧で配慮の行き届いた検査を行っています。楽に受けられるだけでなく、精密な検査をスピーディに行うことで、検査時の患者様のご負担を最小限に抑えることができます。

特徴2、最新の内視鏡システムを導入

最新の内視鏡システムを導入当院では、大学病院などの高度医療機関でも導入されているオリンパスの内視鏡システム『EVISLUCERAELITE』をいち早く導入しています。最新の内視鏡システムと、専門医・指導医の高度なテクニックによって、見落としがなく楽に受けられる検査が可能となります。

最新の内視鏡スコープを搭載

最新の内視鏡スコープを搭載内視鏡検査では、細長いスコープを挿入して、手元で操作を行います。これまで、スコープは途中でたわんでしまい、先端まで繊細な操作を伝えることが難しかったのですが、当院で導入している最新のスコープはデリケートな操作を先端部まで正確に伝えることができる設計になっています。また、大腸は圧迫されると不快感を生じやすいため、大腸の屈曲部に先端が当たると自然に曲がるようにできているため、患者さまへのご負担を大幅に軽減しながら、よりスピーディで安全な挿入が可能になっています。

NBI

NBINBIは、青と緑の特殊な光を用いた観察により、毛細血管を周囲に集めやすいがん細胞を発見しやすくします。これにより通常光では発見が難しかった微小ながんをはじめとする病変を瞬時に見つけることができます。

高精細ハイビジョン画像

高精細ハイビジョン画像内視鏡スコープの先端には、ハイビジョン対応CCDのカメラがついているため、高精細な映像で確認しながら検査を進めることができます。大きな画面で細部を確認できるため、短時間に正確な検査が可能になります。

ワイドアングルで見逃しなく観察

ワイドアングルで見逃しなく観察先端のカメラはこれまで140度の視野角でしたが、当院のスコープは170度の視野角を持っています。確認できる範囲が広がったことで粘膜のヒダなどに隠れた病変の見落としを起こす可能性が減りますし、検査時間自体の短縮にもつながります。

特徴3、苦痛を抑えた挿入法

苦痛を抑えた挿入法大腸内視鏡検査では、スコープの挿入時に大腸粘膜への圧迫によって苦痛や不快感が起こります。
当院では、大腸粘膜への圧迫をできるだけ起こさない軸保持短縮法を用いることで、検査時の苦痛や不快感を軽減することができます。大腸に空気をできるだけ入れないようにするので、おなかの張りも少なく、腸管を手前に折りたたみながら挿入していくので腸管が伸ばされる不快感もありません。熟練した専門医・指導医によりスコープの挿入には1~3分程度しかかかりませんので、ご不安やストレスもほとんどなく検査を受けていただけます。

特徴4、鎮静剤で痛みに配慮

苦痛を抑えた挿入法当院の大腸内視鏡検査では痛みや不快感がほとんどありません。
検査がご不安な方には、軽い鎮静剤を用いた無痛内視鏡検査も行っています。鎮静剤で、ウトウト眠っているような状態でリラックスして検査を受けていただけます。大腸内視鏡検査に、ご不安のある方でも安心して検査が受けられる体制を整えています。お気軽にご相談ください。

特徴5、お腹の張りを抑える工夫

大腸は大きく屈曲しているためヒダやシワがたくさんありますので、細部まで見落としなく観察するためには大腸を膨らませてヒダやシワを伸ばす必要があります。これまでは空気を送気して大腸を膨らませていたのですが、この方法ではお腹の張りが長く残ってしまいます。当院では、空気の200倍吸収が速い炭酸ガスを送気するシステムを導入して、お腹の張りが検査後残らないようにしています。炭酸ガスは吸収されると二酸化炭素となり、自然に体外へ排出されるので検査後のおなかの張りや苦痛も軽減されます。

特徴6、内視鏡洗浄で徹底した消毒

当院では院内や医療機器の清潔を重要視しています。内視鏡機器に関しても洗浄・滅菌・消毒を徹底的に行っており、安心して検査を受けていただけるようにしています。検査では、日本消化器内視鏡学会のガイドラインに沿って専用の内視鏡洗浄器で患者様ごとに洗浄・消毒を行った清潔な機器を使用しています。

大腸カメラを受けるタイミング

大腸カメラを受けるタイミング大腸がんの発症は60歳代がピークですが、リスクが上昇しはじめるのは40歳代です。そのため、40歳を超えたら定期的に内視鏡検査を受けることをおすすめしています。ご家族に大腸がんや大腸ポリープがある方や、大腸がんのリスクが高い方は40歳より前でも内視鏡検査を受けておきましょう。なお、大腸がんの検査は、便潜血検査、注腸検査、大腸内視鏡検査がありますが、このうち確定診断できるのは粘膜を直接観察できる大腸内視鏡検査のみです。また、大腸内視鏡検査中に早期大腸がんや前がん病変である大腸ポリープが発見された場合、その場で切除する日帰り手術が可能です。

大腸がんのリスクが高い人
  • 親族に大腸がんを患った人がいる
  • 瘍性大腸炎、クローン病などの炎症性腸疾患がある
  • がんの既往歴
  • 大腸ポリープがある

大腸カメラで見つかる疾患

過敏性腸症候群(IBS) 炎症や潰瘍などの病変はありませんが、腸の機能に問題があって腹痛・下痢・便秘などを繰り返し起こす病気です。原因にはストレスが大きく関わっているとされています。
炎症性腸疾患 代表劇な疾患には潰瘍性大腸炎(UC)とクローン病があります。この2つの病気は原因不明の炎症が繰り返し起こって慢性化します。比較的若い世代の発症が多いことが大きな特徴になっています。
大腸憩室 大腸の壁の一部が袋状になってしまっている状態で、炎症などを起こさない限り症状が現れないケースがほとんどです。多発することがあり、便の通過を妨げることもあります。
大腸ポリープ ポリープは隆起性の病変で、大腸ポリープはほとんどが良性腫瘍です。ただし放置すると大腸がんになる可能性があるため、内視鏡検査中に発見された場合は切除することで大腸がん予防につなげます。
肛門疾患 痔核、裂肛、痔ろうなどがあります。出血を伴うことが多く、便潜血検査陽性で精密検査を受けて、痔だとわかることもよくあります。

大腸内視鏡検査では、大腸がんだけでなくさまざまな大腸疾患の確定診断が可能です。大腸疾患の症状は、下痢・便秘・血便・便通異常・腹部不快感などを起こすことが多く、症状だけでは診断できません。そのため、症状がある場合には、できるだけ早く大腸内視鏡検査を受けて、正確な診断を受ける必要があります。

当院の大腸カメラ検査の流れ

Step1、検査前日

検査前日検査前日は朝食からできるだけ消化の良いものをとるようにしてください。
夕食は午後20時までにすませ、就寝前に下剤を内服します。
コンディションを整えるためにも、できるだけ早い就寝を心がけてください。

Step2、検査当日の朝

検査当日の朝朝食は食べずにいらしてください。
水分補給は、水や透明で糖分が含まれなものでしてください。
ご自宅で前処置の下剤を飲むことを希望された方は、指定された分量の水で溶かし、2時間くらいかけて飲みます。
その後、排便頻度が落ち着いてきたらご来院ください。

Step3、検査

検査ご予約時間の少し前にいらしていただき、受付を済ませたら検査着にお着替えいただきます。検査着などは当院でご用意しています。その後、検査室へ入って検査となります。鎮静剤を用いて苦痛を抑えた大腸内視鏡検査も可能です。
検査では肛門から少しずつ内視鏡スコープを挿入し、一番奥の盲腸までまず進めてから少しずつ引き出しながら観察していきます。違和感や不快感がありましたら遠慮なく医師にお伝えください。
なお、検査中に発見された大腸ポリープはその場で切除する日帰り手術が可能です。

Step4、結果の説明

結果の説明鎮静剤を用いた検査では、リカバリールームでしばらくお休みいただきます。横になったまま寝がえりを打つようにして腸内に残ったガスを出すと不快感を解消しやすくなります。
お休みいただいた後で、検査を行った専門医・指導医より結果の説明を行います。

大腸カメラ検査の費用

1割負担 2割負担 3割負担
大腸カメラ(大腸内視鏡検査) 約2,500円 約5,000円 約7,500円
大腸カメラ+病理組織検査 約3,000円 約6,000円 約10,000円
大腸カメラ+ポリープ日帰り手術 約10,000円 約20,000円 約30,000円